重回帰分析とは
重回帰分析は、 1つの従属変数(目的変数)と、複数の独立変数(説明変数)の関係を求める手法です。主に以下のような用途で使用されます。
※回帰
Yが連続値のとき、変数Xが変数Yを決定するという関係のこと(Y=f(X))
このとき、Yを従属変数(目的変数)、Xを独立変数(説明変数)という
使用例
- 独立変数が従属変数に及ぼす影響度を確認する。
(例)店員の接客が来店者満足度に及ぼす影響は? - 独立変数の重要性の格付けを行う。
(例)味と価格と容量のうち、商品満足度に最も寄与するものは? - 予測モデルを作成する。
(例)気温が3℃上がったときのビールの売上は?
イメージ図
従属変数 | 顧客満足度 |
---|---|
独立変数 | 性能、デザイン、営業の対応、価格など |

設問イメージ

「総合満足度」と「個別満足度」を5段階評価(SAマトリクス形式)で聴取
※7段階評価でも分析可能(目的に応じて使い分け)
アウトプット

用語説明
- 従属変数
- :予測したい変数のこと
- 独立変数
- :従属変数を説明する変数のこと
- 標準化偏回帰係数
- :独立変数が従属変数に及ぼす影響の大きさ
- 調整済みR2乗
- :重回帰式の説明力の大きさ